はじめに
私は顧問として複数の会社と業務委託を結んでおり、それも私個人でなく、私が今年作った法人と業務委託契約を結んでいます。私の法人の所在地の最寄り駅が、阪急電車嵐山線の途中にある松尾大社駅です。
数年前までは松尾駅と言ってましたが、今は、まさに駅前にある松尾大社の名前の駅になっています。それでは、松尾大社とはどんな神社でしょうか?ここでは松尾大社の概要と、実際の中の見どころを撮影してきた写真で紹介していきます。
- はじめに
- 松尾大社とは?その歴史
- 松尾大社駅から第二の鳥居まで
- お休みどころ団ぷ鈴のみたらし団子と酒の資料館
- 拝殿・本殿およびその周り
- 本殿の奥の滝と湧き水にも行ってください
- まとめ
- 松尾大社のアクセス等の情報
松尾大社とは?その歴史
京都市西部、四条通西端にあって、東端の祇園祭であまりにも有名な八坂神社(祇園社)とちょうど反対の端にある神社です。
由来は、元来は松尾大社の背景にある標高223メートルの松尾山に残る磐座での祭祀に始まると言われています。奈良時代少し前野、大宝元年(701年)に文武天皇の勅命を賜わった秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勧請して社殿を設けたのが始まりとされています。
その後も秦氏(はたうじ)により氏神として奉斎され、平安京遷都後には、東の賀茂神社とともに「東の厳神、西の猛霊」と言われるようになり、西の王城鎮護社となりました。中世以降は酒の神としても信仰されており、お酒の神様と言われるのが一般的な神社です。
なお松尾大社は太平洋戦争前は、松尾神社と言われていましたが、戦後の昭和25年=1950年に松尾大社と改名されました。
それでは、松尾大社の中を撮影した写真とともにご案内しましょう。
松尾大社駅から第二の鳥居まで
松尾大社駅で下車して改札口を出で左をみると、すぐに大きな赤い鳥居が見えます。これが松尾大社の第一の鳥居。別名平成の大鳥居と言います。
鳥居をくぐって後ろから見ると、確かに平成6年建立と書いてありました。
第一の鳥居をくぐると右側には、京都府神社会館というのがありました。それが松尾大社の中にあるということで、松尾大社が京都でも大きな神社であることがうかがえます。
少し境内を歩くと、
もう一つ鳥居が見えてきます。これが第二の鳥居です。
第二の鳥居の上からは何かがぶら下がっていますね。これは、脇勧請といって、その年の農作物の出来を占った古来の風俗を伝えています。
第二の鳥居を潜ると、右側に松尾大社全体地図があります。すごく広く見えますね。実際、かなり大きな神社です。
実はこれだと分かりくいので、ちょうど第二の鳥居を潜った右側にあるお休みどころ団ぷ鈴の中にある地図の写真を紹介します。
お休みどころ団ぷ鈴のみたらし団子と酒の資料館
この団ぷ鈴の入り口の写真です。
ここのおすすめは、みたらし団子です。抜群に美味しいです。有名な下賀茂神社近くのみたらし団子と双璧です。
おいしいみたらし団子
そして団ぷ鈴の奥にある、日本の昭和を代表する造園家と言われる重森美鈴の作品の一つである蓬莱の庭を団ぷ鈴の奥の席から眺めることが出来ます。
団ぷ鈴のちょうど反対側には、お酒の資料館があります。無料で入館できます。
資料館の中の展示は撮影もOKです。お酒の歴史とか、お酒の造りかたに関する展示があります。
お酒の資料館や団ぷ鈴を後にして進むと、門が見えてきます。これが楼門で、いわゆる本殿への入り口になります。
拝殿・本殿およびその周り
楼門を潜って正面に見えるのが拝殿です。
拝殿の右前には手水舎があり、ここで清めて中に入りましょう。亀がありますね。松尾大社のシンボルの一つが亀なのです。
拝殿の左手前にあるのが、いわゆるおみくじとかお守りを売っているところです。
授与所といいます。
さらにその左端には、沢山の酒樽があって圧巻です。建物自体は、神輿庫といって、神輿の道具がしまわれていますが、この酒蔵の数はさすがお酒の神様 松尾大社という雰囲気そのものですね。
授与所と神輿庫の間には、こんな樽占いというのがあります。最近できたみたいです。
神輿庫の右には、もうすでに寿命がきた木で、2つの松の木がくっついており、相生の松と言って、夫婦円満を記念するところになっています。
相生の右側正面にあるのが松尾大社の本殿です。
本殿の奥の滝と湧き水にも行ってください
これで終わりかといえばそうではありません。本殿の右に小さな入り口があります。少し屈んで、中に入りましょう。
ここを通ってまっすぐ行くと、霊亀の滝の案内看板があります。なんと滝があるのです。
ここが滝です。ここに来ると夏でも滝から流れる水が天然クーラーとなってとても涼しいです。まるでミニ貴船のような場所です。
滝のアップ写真です
滝を観た後少し戻って右側には、神泉・亀の井といって、湧き水があり、飲むことが出来ます。無料です。良く沢山のペットボトルを持ってきて水を汲んでいる人がいます。まさに天然水でとても美味しいです。この水とお酒が結びついたのでしょうね・・・
まとめ
松尾大社の境内の中を実際に撮影した写真とともに紹介しました。松尾大社駅の隣がいつも賑わう嵐山駅であり、大観光地である嵐山と比べると、松尾大社はいつも人が少なく落ち着いています。是非嵐山観光の帰りにでも松尾大社にも立ち寄って、滝までは行ってみてください。非常にリラックスできますし、まさに神聖で荘厳な雰囲気を味わうことが出来ますよ。
松尾大社のアクセス等の情報
住所:京都府京都市西京区嵐山宮町 京都市西京区嵐山宮町3
電話番号:075-871-5016
アクセス:阪急電車嵐山線で、「松尾大社」駅下車
市バス28、29、63系統 または
京都バス73、83系統「松尾大社前」バス停下車
拝観時間:平日/土曜 9:00~16:00 日曜/祝日 9:00~16:30
庭園・神像館拝観料:大人500円 学生400円 子供300円